本気でオンラインポルノを絶つ人のためのブログ

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ポルノ断ちのすすめ 性欲は本能ではないので、リアルの相手で満たせない自分を恥じる必要はない。

前回の記事で私は、性欲は本能ではなく社会的欲求だと解釈しました。つまり、いい車が欲しいとか出世したいとか注目されたいなどの欲望と同類に過ぎません。

言い換えれば、性欲とは刺激が刺激を呼ぶ欲望です。いい車に乗るともっといい車が欲しくなるように、性的刺激が性的刺激を呼びます。

 

食欲や睡眠欲はある程度満たせば、それでおしまいです。また、美味しいものを食べた人や高い寝具で質の良い睡眠をとっている人を妬むことはほとんどありません。私たちは本能を満たす人間を憎んだり嫉妬することはないです。

ですが、恋愛や性欲となると妬みます。また、性欲の強さは社会的地位や年収によって大きな影響を受けます。

とすれば、性欲は相対的欲望の要素が多いです。

 

私たちは性欲を人間の三大欲求の一つとして信じこまされています。しかしこれはウソっぱちです。

昔は軽自動車に乗る男はダサいという価値観が濃厚でしたが、軽自動車に乗っている男はそこらじゅうにいます。日本も経済的にきつい時代になってきて若者はコスパ重視です。なんてたって将来なりたい仕事がサラリーマンです。若者はこれから少子化&高齢化のダブルパンチで高い税金を払っていかなければなりません。下らない価値観に見栄を張っていられないのです。電気自動車が主流になればますますコスパ重視になり、車がステータスという価値観はどんどん希薄になっていくでしょう。

 

とすれば恋愛も同じです。私のような恋愛経験が少ない男は恋人がいないことをおかしいと思わされてきました。クリスマスに一人で過ごすことに、まるで敗者のような劣等感を味わされてきました。

 

けれど、性欲が相対的価値である以上、恋愛や結婚の価値が低下していけば、性欲を満たせない自分に劣等感を感じることもなくなるでしょう。

「彼女いるの?」という問いかけに苦しんできた青春時代。彼女がいない自分は「ダメ」なのかと苦しんで辛かったです。性欲をポルノでしか満たせない自分が情けなかったです。童貞という言葉に反発し、童貞を卒業することに何かとんでもない価値があると思いましたが、なにもありません。

 

「男が軽自動車に乗っているのはダサい」という価値観はそれに共感する多数派が少なくなれば力を持たなくなります。つまり、「いい車に乗っていることは良いこと」という価値観は維持されていくとしても、「軽自動車に乗っているのはダサい」とはなりません。高級車を見ても羨望が沸かない人が増えるでしょう。

 

恋愛や結婚もしたい人はすればいいだけです。願い叶わず、リアルの異性で性欲を満たせない人は恥でも悪でもありません。ポルノや風俗や二次元でコスパよく満たせばいいだけです。

ただし、そうしたコンテンツを利用して体調が悪化したり、社会生活がおかしくなる人はポルノ断ちしましょう。

 

性欲を本能と勘違いした人類によって、どれだけの男が苦しんできたことでしょうか?科学によって、性行為なしでも繁殖できるようになった今、その定義は干からびています。

 

私が最近性欲を感じるのは現実の女性が視界に入ったときだけです。つまり性欲は視覚の刺激によって誘発される欲求です。その強さは自分の年収や社会的地位や人間関係の豊かさによって波が生じます。

 

人間の本当の本能とは、「孤立したくないという欲望」ではないでしょうか。社会と何かしらの接点をもち、つながっていること。

ポルノ断ちをすれば、性欲を満たすことより大切なことがきっと見つかります。

 

ポルノ断ち始めてみませんか?

では、共に参りましょう。