久々にユニクロに行ってきた。
こういう店は安い変わりに、商品展開が激しい。
定番商品はあるが、常に新しい製品を出していかないと潰れる。
コンビニもそうだ。せわしなく新商品が出てくる。
ブログもそう。記事を書き続けなければ読者が減っていく。
俺はたまに変なことや小難しいことを書くから、読者が増えない。
たぶん俺の書くことは誰かを傷つけているのだろう。もしくはまったく共感を得にくい内容なのだ。
スマホによって、色々なことがインスタント化してきた。
深くて狭い価値観から、浅くて広い価値観にシフトチェンジしている。
冠婚葬祭も身内だけで済ます人が増え、会社の人間関係もサバサバしたものになって宴会も減った。
スマホばかりしていると、その影響が世界に反映されていく。
スマホの世界が現実の世界を構築していく。
世界は流動化していく。
浅薄な人間が増え、深みのある人間がいなくなっていく。
しかし、今の時代は闘いがいがある。
闘争する価値がある。
「新しさ」に対して闘いを挑む価値がある。
今、人間の注意を引いているのは新しさだけだ。
資本主義的な新しさが人間の生きる気力を支えている。
けれど、「新しい」というただそれだけの情報や物やサービスがほとんどだ。
視界に入る8~9割はただ新しい陳腐な媒体に過ぎない。
本来新しさとはもっとゆっくりして地味なものだ。
日の出や日没。春夏秋冬。植物や生き物の成長。
資本主義に魂を奪われてはいけない。人間にはそんなに「新しさ」は必要ない。
自分自身の中に新しさを見つけよう。
それはきっと地味でささやかな変化だ。
現代的な新しさに振り回されず、真剣に闘いを挑もう。