ポルノを観ている場合じゃない。
俺は恋をした。
そして、自分は他人を信じることに弱さがあると分かった。
俺は他人を失うのが怖い。
とっても怖い。
だから、他人が去って自分が傷つく前に、自分から相手に一方的に別れを告げる。
そうすることで、あらかじめ自分を傷つけてしまう。
恋愛ではこれが極端な形で現れる。
恋愛で浮かび上がったものは、象徴みたいなもの。それはあらゆる人間関係で起きていると分かった。
俺は好きな人が去っていくのが怖い。
他の男に取られるのは胸がとっても苦しくなる。死にたいほど辛い。
誰かに取られる。
他の魅力的な男に関心が移る。
心配するな。彼女なら大丈夫だろう。
でもまた考えてしまう。不安になる。
好きな人が俺の元を去っていくのが怖い。
そうしたなかでバランスをとりながら、好きな人の自由を尊重し、信頼関係を深めていったり、別れたり、裏切られたりする。
俺には人を信頼する努力がいる。
俺は自分を信頼してあげる必要がある。
最近、好きな人を失う恐怖にさいなまれている。
昨日は夜中の3時まで恋愛相談に関する知恵袋をみていた。
俺は今まで一方的に親しい他者を切ってきた。
俺なんか…どうせ
嫌われている…
誰からも重要視されていない…
そうした兆候が他人にほんの少しでもみえないか無意識に観察していた。
そしてそれを拡大して、自分は誰からも愛されていないと思い込み、他者を切った。
他人に訳のわからなさや無力感を与え、傷つけてきた。
俺は誰からも愛されていないのか?
誰からも興味をもたれていないのか?
俺に生きていてほしいと思う人はいないのか?
俺がおはようと言った相手は、挨拶してくれてうれしいのか?
俺が関心を注いであげた相手は、生きている価値を少しでも感じたか?
俺がやさしくした相手は心が安らいだか?
俺の生き様は誰かに慰めや共感を与えられたか?
俺に与えられた課題は1つ。
自分から一方的に人間関係を遠ざけてはいけない。
好きな人から去ってはいけない。
明確に、きちんと、相手が俺を遠ざけてくるまで、それがはっきり分かるまで好きな人と成長していくこと。
それが俺に必要な自分を信じること。
自他の自由を尊重して、失う不安と共に人間関係を築く。
ポルノを観ていても、自分の弱さは一生分からない。