先日、News Diet ロルフ・ドベリ著を読みました。
世の中のすべてのニュースは無駄というもので、著者はニュースを一切見ないことを勧めています。
新聞、テレビ、ラジオ、ネット、雑誌などのニュース記事のすべてを見るのをやめても何の問題もないどころか、人生が豊かになると述べます。
また、空いた時間を自分の能力を深める分野の学習に集中させようとも言います。
私もニュースには依存性があると勘ぐっていました。数分で読めるネット記事はもとより、ラジオやテレビでニュースが流れていると観てしまいます。
観たいというより、反応している自分がそこにいます。
私はこの本をきっかけに、ニュース断ちも始めることにしました。
今の時代は、自分には関係のないことを、あたかも価値があるかの如く思わせるビジネス商法が主流になっていると感じます。
これは、そうまでしないと資本主義を維持できないという兆候のような気がします。
みんなが物を大切にして、本当に欲しいものだけを買うと、経済が回らなくなる。すなわち資本主義はある一定の成熟レベルになると、無駄によってしか成長しなくなるということでしょう。
便利さが飽和した日本において生活必需品は最低限しか売れない。そうして金と時間をもて余す日本人から金を巻き上げるには質の悪いドーパミンを分泌させるしかないのでしょう。
消費者の欲しい気持ちを刺激するのではなく、脳の弱さを突いたビジネスが主流になってきました。別の言い方をすれば「反応させる」ビジネスです。
今は勝手に足されている時代です。
だから、きちんと自分に必要なものか吟味することが大切です。
やめることは決して禁欲的なことではなく、心地よいことです。辛いのは最初の１ヶ月くらいです。
ちなみに私が今実践中のことは、
①ポルノをやめる
②オナ禁
③ニュースをやめる
④髭を抜く癖をやめる
⑤ポイントカードをやめる
⑥未来を予想する情報に関わらない（例えば人口減少で日本オワコン、AIに仕事取られるなど、未来を予測して不安をあおる情報）
⑦友達を作ろうとすることをやめる
⑧スキルが蓄積しないタイミーなどの単発アルバイトをやめる
こんな感じですが、ヒゲを抜きはたまにやってしまいますね(笑)
レコードダイエットならぬレコード髭抜きダイエットをツイッターで毎日記録しているんですが、継続できそうです。
色々なことをやめれば、自分の本業の勉強に集中し、そして余暇に趣味をしても時間が余るようになる気がしています。
今後も淡々とやっていきます。
あなたも何かやめてみませんか？
