人は食欲や睡眠欲、名誉欲、金銭欲を想像力で満足させることはできません。しかし、なぜ性欲は満たせるのでしょうか？
昨日、ふいになぜだろうと思いました。
なぜ一人でも性的快楽を得られるように人が作られているのか不思議です。
ここにポルノ依存を読み解くヒントがあるように思えました。
これからのポルノ産業はAIやロボットを駆使したコンテンツが増えてくるでしょう。
そうなると、性欲を満たすという行為がますますローコストになります。現実の異性よりも、リアリティーが感じられて、きれいで、めんどくさくなくて、安い。
そうなれば、ポルノ依存症の人はもっと増えると思われますが、それにしてもなぜこれほど人は性欲を満たそうとするんでしょうか？
自分は、つい最近の70日近く前までオンラインポルノを観ていました。あらためてその自分を振り返って見ると、なぜあんなに一生懸命に性欲を満たそうとしていたのか滑稽に感じました(笑)もちろん病気の症状もあります。
人はバーチャルで性欲を満たせる。
もしかすると、バーチャルで性欲を満たして事足りるという人は、性欲が弱いのかもしれません。バーチャルで満足して現実の異性に関心が行かないのは性欲が弱いからと解釈してみると、オンラインポルノというのは人間の性欲を測定するコンテンツということです。
オンラインポルノを観て満足している男性は肉食系ではなくて、淡白な人が多いと仮定すると、実はリアルの女性にそんなに関心がない。
だから、自分の性欲の強さを調べるためにポルノ断ちやオナ禁をしてみる。そういう動機で始めてみるのもおすすめします。もし現実の異性に関心が行けば、現実的に異性をゲットする努力をしてポルノを卒業する。もし興味が薄ければ、性欲を満たすのは夢精か想像力だけで十分と自分を納得させて、ポルノをやめる。どちらにしてもポルノ以外のことにエネルギーを使い、ポルノをやめる。
適当なことをぼやいてきましたが、依存症とは基本的に刺激が刺激を呼ぶ病ですから、ポルノの刺激をまずは減らすことが大切です。
私も油断せずいきたいと思います。
共にポルノを卒業しましょう。
