特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
先日スーパーで梅干しを買いました。
１５種類ぐらい棚に並んでいましたが、１つの製品を除いたすべてに添加物が１０種類近く使われていました。
私は原材料が梅干しと塩だけの製品を買いました。
添加物まみれの製品は量がたくさんで安価。対して昔ながらの梅干しは高め。大体、添加物まみれの梅干しは20個で１９８円。昔ながらの梅干しは８個で３８８円でした。
資本主義ってこうなんだと確信しました。
資本主義はある一定のレベルになると、恐ろしいスピードで本質を外れていき、大量の無駄を生み出す。そして人はそのガラクタを標準とするので、ふつうのことに価値が生まれる。
塩を入れた瓶につけて、日干しした梅干しが添加物まみれの梅干しより高いのはそういうことなのだろう。消費者が添加物まみれの梅干しを選ぶから普通の梅干しには価格競争が起こらない。だから生産者はクズを作り続ける。こうして普通が何か特別な価値があることに感じるようになる。
ふつうの梅干しはふつうの梅干し。誰でも作れる。
添加物まみれの梅干しは業者しか作れない。あんなにたくさんの添加物を一般人が集める方法がそもそも分からない。スクラロースとかステビアとか加糖ブドウ糖液糖ってなんだろう？業務スーパーでも入手困難だ。
結論。
これからの時代は普通に生きているだけで回りが勝手に堕落していく。だから普通に生きていればいい。未来での良いこと=普通のことなので、クズを遠ざければいいだけ。でもクズだらけの情報や食品を選ぶ日本人一般大衆がほとんどなので、必然的にひとりぼっちになりやすい。
だから、リアルな場では堕落していく大多数の人々と摩擦を起こさず、資本主義の堕落的な仕組みに気づいた人を仲間だと思い、自分は日々クズを遠ざけ、ふつうの日々を送っていきたい。
2023年は普通に生きる。
それにしても普通に生きるために大量の無駄を生みださなければ維持できない資本主義って悲しい仕組みだなぁ。右肩上がりの経済成長のために大衆は選択ではなく反応させられることやクズを食らわせられるなんて悲しすぎる。かといって共産主義はそれ以上に格差を生んだ仕組みだから出口はない。個人レベルで自覚しながら資本主義のダメージを少なくしていくしかないんだ。
