最近、嫌いなことと有害なことの違いを痛感する出来事がありました。
私は牛乳を飲むと下痢をするのですが、先日、牛乳が原材料に含まれているビスケットを食べた時、下痢をしました。ビスケットが口にある時は、とてもおいしいですが、それが胃袋に到達してしばらくすると猛烈な下痢に襲われました。たった数枚なら大丈夫だろうと思っていましたが、ダメでした。
私にとって牛乳は、嫌いではないが、有害な食べ物だったのです。脳は受け付けたが
、身体が拒否したとも言えます。
これは食べ物以外のことにも確実に応用できます。
快楽を得ようと脳で考えて行動した結果、最初は気分がいいけど、時間が経つとメンタルが悪化してくる。
食品アレルギーと同じように、私たちの心も精神的なアレルギーを起こすのではないでしょうか。
依存症とは精神の下痢です。
それはまさしくポルノ中毒にも言えることです。ポルノ中毒者にとって、ポルノは精神アレルギーを起こすものと解釈すれば、ポルノ断ちに取り組むきっかけになるのではないでしょうか。
アレルギーなのですから、精神的に合わないだけです。依存症の人の意志や心が弱いことは関係ありません。
私の場合、精神アレルギーを起こすものは他にもあります。
ポイントカードです。ポイントは何か得した気がしますが自分には合いません。
効率や生産性を追求することも合わないです。効率的に仕事を処理しても、仕事が増えることが多々ありました。
SNSも合いません。評価されると一時はうれしいですが、後になると評価が気になり疲れます。
また、自己主張しないことも精神アレルギーだと思います。何も意見を言わなければその時は安心しますが、長い目で見ると、ナメられたり、利用されたりします。自分も他人も傷つけたくないから何も言わないのは、人間関係を悪化させます。
精神アレルギーの見分け方は簡単です。
最初は気分が高揚するけど、時間が経つと不快感や感情の不安定さに見舞われます。
たった一つでいいので、あなたも精神アレルギーを起こすものを探してみてください。
見つかったら、あとはそれを避け続けるだけです。
強い意志でやめるのではなく、アレルギーを起こすから避ける。
それなら簡単でしょ?